横浜FCのFW三浦知良(54)の移籍先としてJFL鈴鹿が最有力となったことが25日、分かった。複数の関係者が明かした。カズ争奪戦には、J2から関東2部まで8クラブが参戦。カズはほぼ全てのクラブと交渉の席に着き、この日までに海外を含む複数のクラブに「断り」を入れたことも判明した。

 各クラブの交渉と並行した大阪府内での自主トレを終え、帰京したのが22日。従来から優位に立つ鈴鹿とは唯一、その後も再交渉の席についた。実兄の三浦泰年監督兼GMは「具体的な起用プランがある」と話していた。今回は新たな提案も受けたもよう。不安材料の1つだった内部告発問題についても説明を受けたという。

 移籍先を選択する上でカズが重要視するのは「出場機会」と「チームの目標が近くにあること」。今季4位の鈴鹿はJ3ライセンスも取得済みで条件を満たす。一方で契約延長オファーしている横浜FCも基本的に今冬の移籍を容認する構え。カズは早ければクリスマス後を「Xデー」としており、その動向が注目される。

 この日は獲得オファーを受けて好感触だったクラブの一つ、南葛SCが関東1部入れ替え戦で来季の昇格を決め、猛アピールした。ただ現状ではやはり鈴鹿が最有力。決断のときは近づいてきた。

スポニチ 12/26(日) 5:30
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