12/26(日) 3:09配信
スポニチアネックス

カミラ・ワリエワ(AP)

 フィギュアスケートのロシア選手権は25日、女子のフリーを行ない、ショートプログラム(SP)で首位に立っていた15歳のカミラ・ワリエワが、フリー193.10点、合計も283.48点をマークして初優勝を飾った。

 ワリエワのSPの得点90・38点は、国内大会のため参考記録ながら自身が保持する国際連盟(ISU)公認の世界最高得点87・42点を上回るハイスコアだったが、フリーも4回転ジャンプ3本を含む全てのジャンプをきっちり決め、技術点は驚異の113.90点として、自身が保持するISU公認の世界最高得点185.29点を上回る193.10点をマーク。合計283.48点も世界最高得点だ。

 アレクサンドラ・トルソワは4本の4回転ジャンプを組み込む構成。1本は転倒したものの174.44点、合計248.65点でSP5位から順位を上げ2位。昨季の世界選手権を制し、同選手権3連覇中だったアンナ・シェルバコワは、ジャンプのミスもあり158.10点、合計239.56点でSP2位から順位を落とし3位となった。

 ロシアの北京五輪代表メンバーは、1月の欧州選手権後に決定する。

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