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2021/12/19(日) 06:40:19.29ID:CAP_USER9これまでもW杯アジア予選が行われるたびに代表監督の進退問題が浮上するのだが、なかでも06年ドイツW杯出場を目指していたジーコジャパンはまさに針のむしろ≠セった。同W杯アジア予選は消化不良のゲームが多く、サポーターから非難が殺到。特に世界的スーパースターだったジーコ監督の手腕が疑問視され、試合毎にファンの不満は膨れ上がり、指揮官の更迭を求める声は絶えなかった。
そんな中、当時の日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(会長)は世間の声に対し「選手起用とか戦術がどうとか、いろいろ言うのはわかるが、一般の人が言う意見で戦えるほどW杯予選は甘くない。誰もが思いつくような戦い方で勝てるのであれば監督は誰でもいいってことになる。そういう人に高い金を払っているんじゃないから」とジーコ監督に降りかかる火の粉を振り払った。
実際にメンバー起用については、選手のコンディションや周囲の選手との相性をはじめさまざまな材料がある。また、戦術に関しても相手チームを研究、分析し、特性や日本への対応策も考慮した上で戦い方や試合メンバーを選定するなどチーム内でしかわからない情報を元にして最終決断を下しており、イレブンの掌握を含めて素人考え≠ナ簡単にできることではないという。
もちろん、単にジーコ監督やイレブン、チームを擁護するばかりではない。川淵キャプテンは結果に対する責任に関しては否定せず「そういう状況になれば考える」と語っていたように、W杯出場という目標を叶えるために必要であれば、監督解任も選択肢とするなど、妥協する気は一切なかった。ちなみにジーコジャパンは批判されながらもアジア2次予選を6戦全勝。最終予選を5勝1敗といずれもグループ首位で突破している。
日本サッカー協会内には、指揮官の進退問題が叫ばれるのは「日本代表の躍進が期待されている証拠」との意見もある中、森保監督は予選残り4試合でサポーターの不満を払拭するような手腕を見せつけてW杯切符をつかめるだろうか。
東スポ 12/19(日) 6:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bedb8548178564ebad8d25af2aef47542f72e3d
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