2021年12月16日 17時00分
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 カプコンの大ヒットゲームを、その原点に戻り映画化した『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のプロダクションデザインに迫る特別映像が公開され、ゲーム要素の再現に挑んだ、製作陣のこだわりの一端が明かされた。

 1998年を舞台に、かつて巨大複合企業アンブレラ社の拠点だった地方都市ラクーンシティで起きる惨劇を描く本作。主人公クレア・レッドフィールドと、ラクーン市警(R.P.D)に所属する兄のクリス・レッドフィールドをはじめ、ジル・バレンタイン、レオン・S・ケネディ、アルバート・ウェスカーほか、ゲーム版でもおなじみのキャラクターが顔をそろえる。サメ映画『海底47m』シリーズのヨハネス・ロバーツ監督がメガホンを取った。

 動画内でロバーツ監督は、本作のセットが、カプコンから提供された設計図を基に再現されたものだと証言。「忠実な洋館や警察署を建てることができた。どのフレームにも妥協がない。養護施設のドア、タイプライター、ハーブや鍵までもがゲームと同じだ」と振り返る。

 映像内で紹介されているセットや小道具の数々は確かにゲームそのまま。さらに、ファンおなじみの「かゆい うま」のフレーズも違った形で本編内に登場していることが明かされており、クレア役のカヤ・スコデラーリオ(『クロール −凶暴領域−』)も「細部まで再現されていて小道具も衣装もゲームそのものよ」と絶賛している。(編集部・入倉功一)

映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は2022年1月28日より全国公開

https://youtu.be/Cz4gZepC-DI