12/10(金) 7:00配信
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30作目『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)』2022年4月22日公開 (C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2022

 2022年にアニメ放送30周年の節目を迎える『クレヨンしんちゃん』。劇場版も30作品目、そのタイトルが『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(ちんぷうでん)』に決定。来年4月22日に公開予定だ。嵐を呼ぶ5歳児が今度は“忍者”に! さらに、予告映像では、まさかのしんのすけが野原家の子どもではなかった!?――という衝撃的な展開。記念すべき30作目、一体どうなるの?

 1990年より「漫画アクション」で連載が開始され、92年にアニメの放送がスタート。93年7月に劇場版1作目『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』が公開された。劇場版30作目となる本作は、ギャグ満載の忍者アクションで地球滅亡の危機に立ち向かい、30年目にして「しんのすけ」の出生の真実が明かされる(?)超大作。

 解禁された予告映像は、雨の日にひろしとみさえのもとに可愛らしい赤ちゃんが誕生するシーンから始まる。幾つかあった名前の候補から「しんのすけ」と名付け大切に育ててきたひろしとみさえに衝撃が走る――「しんちゃんが、俺たちの子ども…じゃない!?」

 耳を疑うようなせりふの次に映し出されるのは、ニンジャしんのすけ! 屋敷中に現れる謎の忍者軍団がしんのすけに襲い掛かるが、ニンジャしんのすけは敵の攻撃の前で見事な体さばきと本格忍法を披露!と、思いきや「忍法分身の術」ならぬ「分シリの術」で忍者軍団を惑わす、いつものおバカパワーが炸裂。

 さらに映像には『野原忍法』を駆使する野原一家、そして火を噴くインテリゴリラと妊婦のくノ一「ちよめ」、さらにこちらを覗く謎の少年の姿も。何故しんのすけは忍者になったのか、果たして彼らは何者なのか? しんのすけは本当にひろしとみさえの子ではなかったのか? そしてもののけとは一体!?

 「忍びとして生きる人たちと、全く忍ばない自由なしんのすけの出会い。主人公しんのすけのおバカと、わがままと、頼もしさと、優しさと、弱さと……しんのすけのいろいろな魅力を描きながら、そのしんのすけに影響され変わってゆく人たちの物語です」と説明するのは、監督を務めるのは、橋本昌和(2015年『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』、19年『新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜』ほか)。脚本は、『オラの引越し物語』『新婚旅行ハリケーン』、そして前作『謎メキ!花の天カス学園』(21年)のうえのきみこと橋本監督の共同で手がける。

 しんのすけの出生の真実が気になるところだが、シンエイ動画の近藤慶一プロデューサーは「満を持しての30作目は、しんのすけの『生まれた日』から展開するザ・しんのすけムービーとなっております! 新たに描くおバカのキセキを、是非とも劇場でご堪能ください!」と、自信ありげだ。

 また、30作品目にして、これまでにない両面ビジュアルも解禁された。迫力満点の“忍者しんのすけ”が臨場感あふれる様子でこちらに向けるのは手裏剣…と思いきや、大好物のチョコビ!? いつものおバカなしんちゃんワールドの中に光る月には、ひろしとみさえと生まれたばかりの「しんのすけ」を3人の姿が…。”はじまりは「しんのすけ」の生まれた日。”と書かれたコピーが、「野原しんのすけ」の誕生に重大な真実が隠されていることを予感させる。

 裏面は、月夜に忍ぶしんのすけ、そしてしんのすけを取り巻くくノ一・ちよめとゴリラの姿。「オラは誰の子? 忍者の子!?」と、しんのすけの出生の謎が一層深まるビジュアルに仕上がっている。

 最後に、しんのすけのコメントを紹介。「寒い季節はアチャ〜お茶〜! オラ、しんのすけだゾ♪ 映画最新作が2022年ゴ〜ルデンウィ〜クにケッ定〜!! アハ〜ン(ハートマーク) オラも生まれてこの方5年…かーちゃんのふんばりには感謝カンゲキ〜! だけど実は〜オラ、忍者だったんだゾ!? おバカ満載! でもちょっとだけおシリがアスな、忍者アクション超大作〜。春まで待つでござるゾ!」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4b4172813153710c72c245a6f5bd87c43acf8f

【動画】『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』予告映像
https://youtu.be/sPsr2CyzTxI