神奈川県警神奈川署は16日、プロボクシングの元世界王者で大橋ジム会長の大橋秀行さん(56)らに
脅迫メールを送信したとして脅迫の疑いで、元日本ミドル級王者で無職の保住直孝容疑者(46)=横浜市=を
逮捕した。

逮捕容疑は、昨年10月から今年2月までの間、大橋さんら2人に「家族もろとも拷問かけながら殺させるように
仕向ける」などと書かれたメールを携帯電話から送り、脅迫した疑い。調べに対し、保住容疑者は「メールは
送ったが、脅迫はしていない」と容疑を否認している。

署によると、容疑者によるメールは約10年前からあり、大橋さんが署に被害を相談した2018年5月以降、
記録が残っているだけで約700〜800通に上るという。

保住容疑者は大橋さんと同様に横浜高校を経て、ヨネクラジムに入門した。1993年にプロデビューし、
99年に日本ミドル級王座、2001年には東洋太平洋ミドル級王座を獲得した。02年には世界王者になった
竹原慎二以来、当時日本人2人目として世界ミドル級王座に挑戦したが、ウィリアム・ジョッピー(米国)に
10回TKOで敗れた。07年10月の試合を最後に第一線を退いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c4999662e00a10c6dd77bc42324434cb8929341