東京・豊洲のタワーマンションの部屋について嘘の登記を行ったとして、読売巨人軍の元選手の男と指定暴力団、山口組系二次団体の会長が警視庁に逮捕されていたことが分かりました。

 逮捕されたのは、元読売巨人軍の選手で会社役員の岡田忠雄容疑者(64)と六代目山口組、二代目名神会会長の田堀寛容疑者(63)です。捜査関係者によりますと岡田容疑者らは2016年11月、江東区豊洲のタワーマンションの一室について、岡田容疑者が代表取締役を務める東京・港区の会社「グリーンランド」の名義で、嘘の登記を行った疑いがもたれています。

記者
 「こちらのマンションの名義は岡田容疑者が代表を務める会社でしたが、実際には部屋は田堀容疑者が使用していたということです」

 マンションの部屋は岡田容疑者が購入していましたが、捜査関係者によりますと資金は田堀容疑者が提供していたとみられるということです。警視庁は岡田容疑者が田堀容疑者にマンションの部屋を使わせていたとみて、金の流れなどについても調べを進める方針です。

 岡田容疑者は1975年、ドラフト2位で読売巨人軍に入団し、退団後は、少年野球チームの会長などを務めていました

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4361665.html