中日スポーツ9/12(日) 23:25
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◇12日 F1第14戦イタリアGP決勝(モンツァ)

 マクラーレンが9年ぶりに優勝を飾った。ダニエル・リカルド(オーストラリア)が2番グリッドから好スタートを決め、1周目にトップを奪取。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がレース中盤にメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)と絡んで両者リタイアとなる波乱も味方に付け、レースを最後までリードした。

 マクラーレンの勝利は2012年の最終戦ブラジルGPをジェンソン・バトン(英国)が制して以来。リカルドにとってはレッドブルに所属していた2018年モナコGP以来の勝利で、通算8勝目。チームメートのランド・ノリス(英国)も2位に入り、マクラーレンが2010年カナダGP以来のワンツーフィニッシュを果たした。

 3位はメルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)。5位にはレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス(メキシコ)が食い込んだが、アルファタウリの角田裕毅がマシントラブルでフォーメーションラップ開始直前に出走を断念。同僚ピエール・ガスリー(フランス)も序盤でリタイアするなどホンダ勢3台が姿を消す大波乱となった。

 ハミルトンは2018年のオーストリアGP以来、3年ぶりのリタイア。ポイントリーダーのフェルスタッペンは11日のスプリント予選レースで2位に入り、2点を加算。ランキング2位のハミルトンとの差は5点となった。