アンジャッシュ・児嶋一哉が、9月6日放送の『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)で、芸人引退を考えた過去を明かした。

 コンビ結成6年目のころ、ブレイクできなかった児嶋はギャンブルに手を出し、気づけば約300万円の借金を作っていた。

 結婚前だった妻にヒモ同然に養われ、母親にも借金していた。そんな自分に嫌気がさした児嶋は、彼女に「芸人やめることにした」と宣言。

 彼女は引退を引きとめようと、児嶋の先輩・X-GUN・西尾季隆に相談した。児嶋の家を訪れた西尾は「ほんなら、俺が先にやめるわ。お前らのネタめちゃくちゃウケてる。あんなにウケてるお前がやめる言うなら俺らもやめなあかんわ」と話した。

 さらに西尾から「なにより彼女がずっと応援してくれてる。もう少しだけ頑張っても罰(バチ)当たらへんのちゃうか?」と説得を受けた。

 児嶋はこの言葉で思いとどまり、『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)の年間チャンピオンに輝くなどブレイクの足がかりをつかんだ。

 児嶋の秘話にSNSではさまざまな意見が寄せられた。

《X-GUNの西尾さんと児嶋好きだからめっちゃ嬉しいな》

《児嶋さんの奥様が素敵すぎて泣く》

《児嶋さんは愛妻家なんだなー 売れる前から支えてくれてる奥様も超ステキ!》

「児嶋さんはウェブ『SANKEI BIZ』で、当時について『わざわざ夜中に家まで来てくれて、必死に何時間もかけて止めてくれました。西尾さんがいなかったら辞めていたので、僕はすごく感謝してます』と明かしています」(芸能ライター)

 芸人同士の縦のつながりが、児嶋を救ったのだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/01a1a70a1dc3f2a937b44fb3b48b6caf8862ffe0