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2021/09/01(水) 22:18:23.55ID:CAP_USER9ライバルには過去3大会の最終予選でいずれも対戦しながらアウェーでは2分け1敗と勝ちのないオーストラリアや中東の雄、サウジアラビアの名が挙がるが、不気味なのが中国だ。FIFA(国際サッカー連盟)のランキングで日本の24位に対し、中国は71位。だが、今年5月の2次予選ではブラジルやイングランドからの帰化選手を5人選出するなど急速な強化を図っているだけに、侮れば思わぬ落とし穴となるかもしれない。
とはいえ、ホーム&アウェーの長丁場の戦いを考えれば、戦力や経験値で上回る日本の優位は動かないだろう。
気になるのは、これまで日本代表戦といえば民放地上波テレビなどでの放送が当たり前だったが、今予選からテレビ中継で見られるのはホーム戦のみになること。先ごろ、インターネットでJリーグなどを配信する映像配信サービスのDAZNとアジア・サッカー連盟との契約が発表され、アウェー戦を含む全試合を視聴するにはDAZNと契約(通常価格で月額税込み1925円)するしかなくなった。
“絶対に負けられない戦いが、そこにはある!”のフレーズで長くW杯予選を中継してきたテレビ朝日の熱血解説でもおなじみ、松木安太郎さんは、W杯予選の位置づけ自体の変化を指摘する。
「かつては日本代表がギリギリで本大会に行けるかどうかだったが、いまは出場枠の増加や日本のレベルアップで、その状況は変わってきた」
W杯予選は「誰もが手に汗を握って見るもの」ではなくなった。ならばテレビ局も巨費を投じてまで放映権を得るのは難しいということだろう。
代表人気にも陰りが見えている。数年前までチームの中心には本田圭佑や香川真司らスターがいて、長谷部誠や内田篤人ら、サッカーファンでなくともその名を知る選手がいた。今はどうだろうか。東京五輪ではメダルを期待されながら、あと一歩届かなかった。最終予選では新たなスターの登場も待たれる。(栗原正夫)
9/1(水) 16:00 アエラ
https://news.yahoo.co.jp/articles/36d484b3cc1709badf6fd5096d9b97af28ade9d6