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読売新聞オンライン

 Jリーグは、J1〜J3に所属するクラブ数の上限を60とする方針を固めた。1993年のリーグ誕生以来、地域密着の理念を掲げて全国40都道府県57クラブに増えたが、競技レベルや健全なクラブ経営を維持するため、これまでの拡大路線をいったん見合わせる。9月下旬の理事会に諮る。

 93年に10クラブでスタートしたJリーグは99年に2部制に移行し、2014年にはJ3を創設した。今年はJ1が20、J2が22、J3は15の計57クラブで争っている。さらに、下部の日本フットボールリーグ(JFL)などで11クラブがJリーグ参入を目指し、準加盟に当たる「百年構想クラブ」に認定されている。

 リーグ関係者によると、Jリーグは今季終了後、J3に新たに2クラブ以上が参入する場合を想定。JFLとJ3の間で順位などに基づいてクラブを入れ替えるルールを9月の理事会で決める。来季の成績から適用し、23年以降も60クラブ以内にとどめる方向だ。

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