タレントのマツコ・デラックス(48)が、14日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)に出演。この日、ゲスト出演した「Official髭男dism(オフィシャルヒゲダンディズム)」の楽曲について語った。

 髭男については以前から知っていたというマツコは、「コロナ禍でちゃんと向き合ってみようと思って聞いた時期があったの」と切り出し、「なんか『Pretender』の歌詞って、おかまが聞くと(心に)刺さるのよ」とポツリ。続けて、「分かりやすく言うよ?あたしが男性を好きになったとするじゃない。あたしみたいなおかまを、好きになることはないわけじゃない?でも、男性をあたしが好きになってしまった時の気持ちというと分かりやすいかな」と説明した。

 髭男の「Pretender」は、サブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数で5億回を突破するなど、大ヒットを記録。♪グッバイ 君の運命のヒトは僕じゃない…と、報われない恋を描いたミディアムナンバーとなっている。

 マツコは「Pretender」について、「男とか女とは歌詞に書いてないから。あたしみたいな人間でも、なんかくらってしまうようなものだった」と回想。「そして、ふいに辛くなって泣いちゃった。気付いちゃったのよ、また色んなものにふたをして生きている自分に」としみじみ語った。

 マツコは色々な曲を聞いた中で1番好きだという『Stand By You』について、「普通の少年だった頃の全てを捨ててしまって、いま化け物として歩んでいる自分と色んな現実から逃れてた自分が悲しくなってくるの。あの歌を聞いてると…」と回顧した。

8/15(日) 11:08配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3014d39332d9560bff1e3359790c8dc1807f5414
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