東京五輪サッカー男子の日本代表FW林大地(24)=鳥栖=が、ベルギー1部リーグのシントトロイデンに移籍することが決定的になった。
複数の関係者によると、すでに条件面で基本合意に達し、一両日中にも正式発表される見通しという。

林は右利きのストライカーで、大体大から2020年に鳥栖入り。泥くさく、闘志むき出しのプレースタイルから愛称は「ビースト(野獣)」。
プロ1年目に9得点を挙げてブレークすると、今年に入ってU―24日本代表に滑り込みを果たした。バックアップメンバーからコロナ禍の特例措置で正式メンバーに昇格し、東京五輪本大会では上田、前田らを押しのけて計5試合に先発出場した。

森保監督は「この短期間でこんなに成長するんだなというくらいプレーの幅、クオリティーが上がり、周りとの連係も高まった」と林の成長を高く評価していた。

 シントトロイデンには日本代表GKシュミット、松原、橋岡、伊藤、鈴木の日本人5人が在籍。昨季17得点を挙げた鈴木は移籍する可能性があり、林は後釜として期待されている。

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