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26日(日本時間27日)=丹羽政善通信員】米大リーグ、エンゼルス・大谷翔平投手(27)はロッキーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場出場を果たした。投げては今季自己最長に並ぶ7回を5安打1失点、5奪三振1死球でメジャー自己最多の5勝目(1敗)をつかみ、打者としては先制打に今季14個目となる盗塁をマーク。6−2の勝利に大きく貢献した。


■メジャー自己最多5勝目
七回2死、99球目で節目に到達した。前の打席で本塁打を許したヌネスを、この日最速の99・7マイル(約160・5キロ)で空振り三振斬り。自身メジャー初のシーズン100奪三振を記録し「最後まで気を抜くことなく、三振を狙いにいった」と納得顔でうなずいた。

100奪三振以上を記録した選手が同一シーズンに放った本塁打は1931年のウェス・フェレル(インディアンス)の9本が最多。既に35本塁打をマークする大谷は、メジャー史上初めて「100奪三振&2桁本塁打」を達成した。

■二刀流初盗塁も
一回から二刀流の魅力満載だった。1三振を奪って無失点に抑えると、その裏に右前適時打で先制点を挙げた。「長く投げるためにも1点入れた方がいい」と投打同時出場時の初盗塁も決め、単打で二塁から生還した。

エ軍の投手が本拠地で盗塁を決めるのは1972年のノーラン・ライアン以来、49年ぶり。メジャー公式サイトは「二刀流のスターは、初回にほぼ全てを一人でやってのけた」と伝え、専門局FOXスポーツは「あなたは、この15分間で何ができましたか?」と衝撃の15分≠表現した。

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