7/6(火) 15:52
スポーツ報知

茂木健一郎氏、英語能力テストに私見「興味がありません。この世からTOEICが消えたらいいと思う」
茂木健一郎氏
 脳科学者の茂木健一郎氏が6日、自身のツイッターを更新。TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)について私見を述べた。

 この日、「TOEICスコアをツイートしているひとたちいっぱいいるけど、とりあえずは高得点おめでとう」と書き始めた茂木氏。

 続けて「その上で、そんなところに英語の本質は全くないです。ぼくはTOEICのスコアを追い求める日本の英語学習文化は異様で、そこに費やされる膨大な社会的なリソースをもっと他のことに振り向けるべきだと考えます」と提言した。

 さらに連続ツイートすると、「ぼくがある人の英語力を知ろうと思ったら、その人と話、その人が書いたものを読むでしょう。論文や本を読んでもらってその感想を聞いたり、あるいはシアター教育で英語劇をやるのもいいかもしれません」とした上で「ある人のTOEICスコアには全く興味がありません。この世からTOEICが消えたらいいと思う」とまで言い切った。

 国際コミュニケーション英語能力テスト、通称・TOEICは英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験で満点は990点とされる。試験の開発、運営、評価は営利団体である教育試験サービスが行っている。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/474c125057cca5901f32e95d6f3669071fb708cd