2日にテレビ朝日系で放送された「羽鳥慎一モーニングショー」では、大活躍中の米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手をさまざまな角度で取り上げた。その中でバイオリニストの廣津留すみれ氏が、メジャーリーガーの高額年俸に驚き「こんな高額な年俸もらってどうされるんですか?」と率直な疑問をぶつけた。

 番組ではメジャーリーグで大活躍中の大谷について、元メジャーリーガーの岩村明憲氏をゲストに迎え、長嶋一茂も加えてさまざまな解説を行った。

 その中で大谷とお金にまつわる話も取り上げた。大谷は2年総額8億9000万円の年俸で、メジャーリーガー最高は同じエンゼルスのトラウトで12年で総額450億円とも紹介した。

 これに廣津留氏は「めちゃくちゃしょうもない質問で申し訳ないんですけど…」とおそるおそる切り出すと「みなさん、こんな高額な年俸をもらってどうされるんですか?」と率直な疑問を岩村氏にぶつけた。

 岩村氏は笑いながらも「半分ぐらいは税金でもっていかれる」と言うと、羽鳥慎一から「半分っていっても(トラウトは)二桁億円ですよ」とツッコミ。岩村氏は「こういう選手はチャリティーが多いですね」と説明した。

 すると一茂が「基本的にはお金はかからない。住む家も車も、マッサージも契約に入ってたりするし、アウェーならホテルだし洗濯もやってもらえる」と厚遇も説明すると廣津留氏は「確かに…」と驚き。

 岩村氏は「あとはクラブハウスで働いている方々へのチップ。南米の選手は母国に帰って(子ども達などに)投資していく」と説明。一茂も「南米出身の選手は、まだ母国が貧しい国も多いので、子ども達に対して奉仕をする。子どもが野球選手になって、俺みたいな選手になって、俺みたいないい生活をしろよみたいな夢を与える。還元ですね」と語っていた。

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