杏里、シティ・ポップブームについて思うこと「昔から海外で評価されてほしいという思いがありました」
6/30(水) 12:29 TOKYO FM+
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杏里さん
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住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“頑張るプロフェッショナルの女性の素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な女性をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。6月28日(月)放送のゲストは、6月12日(土)にアルバム『「ANRI Voice to Voice」Vinyl Edition』をリリースしたシンガーソングライター・杏里さん。今回の放送では、デビューシングルの制作エピソードや最新の音楽活動について語ってくれました。

杏里さんは1978年に「オリビアを聴きながら」で歌手デビュー。1983年には、アニメ「キャッツ・アイ」の主題歌「CAT'S EYE」で自身初のオリコン1位を獲得。現在はアメリカ・ロサンゼルスを拠点に国内外で音楽活動をおこなっています。

◆名曲「オリビアを聴きながら」の制作秘話

住吉:(1978年に発売された杏里さんのデビュー・シングル)「オリビアを聴きながら」は、杏里さんが高校2年生のときの曲だったんですね。

杏里:そうなんです。まさかあんなに大人な曲を歌わされるとは思いませんでした(笑)。

住吉:当時の気持ちを覚えていらっしゃいますか?

杏里:めちゃくちゃ覚えていますよ。最初、合宿をしまして。スタッフのみなさんとコミュニケーションを取りながらリハーサルをしました。それからスタッフたちとロサンゼルスに行きましたね。

住吉:「オリビアを聴きながら」はロサンゼルスでレコーディングをされたんですよね。ちなみに今日の放送は、リスナーのみなさんと「はじめて買ったレコード・CD」の話をしているのですが、この頃には何か買われていました?

杏里:初めて買ったのはオリビア・ニュートン=ジョンのドーナツ盤のシングルでした。そのあとにアルバムを買いましたね。

住吉:「オリビアを聴きながら」は、尾崎亜美さん作詞・作曲ですが、“オリビア”ってオリビア・ニュートン=ジョン?

杏里:そうなんです。

住吉:杏里さんがオリビア・ニュートン=ジョンをお好きだから、こういう曲になったんですか?

杏里:そうですね。亜美さんに曲を作っていただくことになって、亜美さんの家に行って、みんなでお話をしているときに「杏里はどんなアーティストが好き?」って聞かれたんです。そのときにオリビア・ニュートン=ジョンと答えたことがきっかけで、「オリビアを聴きながら」が生まれました。

住吉:はじめて買ったレコードにひも付いた曲だったんですね。すごい! 大人っぽい曲だけど、思春期の杏里さんのキュンとしたときめきなども込められているんですね。

杏里:「出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた」っていうフレーズを自分のものにするのに、すごく時間がかかりましたね。

(※中略)

◆シティ・ポップブームについて思うこと

住吉:現在、シティ・ポップブームということで、TOKYO FMは6月に「RADIO VACATION-TOKYO CITY POP-」というキャンペーンをおこなっております。杏里さんは、このブームを実感されておりますか?

杏里:ここ5、6年ぐらいはブームですよね。私は、国内外の80'sブームがまた来るんじゃないかなと思っていました。

住吉:へえ!

杏里:日本のシティ・ポップが海外で評価されているのは嬉しいことでもあり、昔から評価されてほしいという思いがありました。というのも、私はデビュー当時からベーシックなポップスをやってきてはいるのですが、グローバルな音楽を意識していて。

最初にアメリカでレコーディングをしたせいか、ファッション、音楽、パフォーマンスなど、いろんな部分でインスパイアされました。直感で“日本の音楽が海外から評価される時代が来るんじゃないかな?”と、なんとなく感じておりましたね。

住吉:ブームが来ることを信じながら、創作活動を続けてこられたのかなと思いました。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)