https://joshi-spa.jp/1084936

今年の大ヒット「うっせぇわ」。その作詞と作曲を手掛けた、syudouの新曲「爆笑」が、2020年M-1グランプリで優勝したお笑いコンビ・マヂカルラブリーのことを歌っているのではいかと話題を呼んでいます。「笑いについての曲です」とsyudouがYou Tubeへの投稿に添えていますが、歌詞は全編マヂカルラブリーへのオマージュではないかとTwitterではさまざまなファンの考察がなされています。

中略
このように、具体的なモチーフやモデルを持つ歌詞は多いもの。ここからは、いくつか振り返ってみましょう。

■サザンオールスターズ「栄光の男」 長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督
https://youtu.be/iQwd3CtjjFw

2013年発売のシングル。青山学院大学の学生だった桑田佳祐が、ふと立ち寄った喫茶店のテレビで目にした長嶋監督の引退試合がモチーフになっています。くすぶっていた自身の学生生活と、ブラウン管に映る輝かしい世界のギャップに衝撃を受けたことで、やる気スイッチがオンになったのだそう。
明るく楽しいだけじゃない、どこかほの暗いサザンのルーツがかいま見える一曲です。

■米津玄師「飛燕」 映画『風の谷のナウシカ』
https://youtu.be/uINfdDaZ1Ww

2017年のアルバム『BOOTLEG』のオープニングトラック。開放感のあるさわやかな曲調が印象に残ります。米津自身が「ROCKIN’ ON JAPAN」(2017年12月号)のインタビューで語ったところによると、曲を書くときに指針としているのがナウシカなのだそう。
「すごく慈愛に満ち溢れた人間だけれども、その裏に混沌とした狂気的な部分も持ってて。」そんな矛盾を抱えながら、周囲や他者を受け入れていくナウシカに憧れているんだとか。

■BUMP OF CHICKEN「アルエ」 『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ
https://youtu.be/H0-XBsKaD1Q

2004年発売のシングル。タイトルは、エヴァの登場人物、綾波レイのローマ字イニシャルをもじったもの。綾波レイにホレてしまったボーカルの藤原基央の思いがつまった一曲です。
歌詞に「嬉しい時 どんな風に笑えばいいか解んない」など、綾波レイがしゃべりそうなフレーズを盛り込むなど、モチーフを超えて一体化してしまったほどの勢いを感じます。

ここからは、作者自身の実体験を反映した歌詞を紹介していきましょう。

■米津玄師「LEMON」 祖父の他界
■瑛人「香水」 元恋人
■花*花「さよなら大好きな人」 作者こじまいづみの祖父の他界

全文はソースをご覧ください