攻守で存在感を発揮した瀬古を高評価!

[国際親善試合]U-24日本 0-1 U-24アルゼンチン/3月29日/北九州スタジアム

【日本代表・総評】
6.5
初戦を0−1で落とし、五輪本番であれば後がなくなった状態で、見事なパフォーマンスを披露。久保と板倉以外の9人を入れ替えた試合で、初戦は出番のなかった選手たちが意地を見せ、南米王者を相手に最高の形で“リベンジ”を果たした。

【個人採点・寸評】
GK
23 谷 晃生 6.0
守備機会があまりないなか、ヒヤッとさせる場面も。64分のガイチの強烈なシュートは落ち着いてセーブした。

DF
19 原 輝綺 6.5
アグレッシブな守りだけでなく、攻撃にも寄与。37分にはタイミングの良い攻め上がりから林のヘディングシュートに繋がるクロスを供給。

22 瀬古歩夢 7.0
自慢のフィード能力を存分に発揮し、林の先制弾をアシスト。守備でもデュエルで引けをとらなかった。
15 町田浩樹 6
序盤はやや不安定なところもあったが、落ち着きを取り戻す。37分のチャンスを作り出した久保へのフィードは絶品だった。

20 古賀太陽 6
的確な守備で突破を許さず。前方の相馬が際立っていただけに、攻撃参加があればなおよかった。

板倉、田中のボランチコンビがアルゼンチンの攻撃を封殺

後半に2ゴールを挙げた板倉が日本の勝利に大きく貢献した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

MF
MAN OF THE MATCH
4 板倉 滉 7.5
中山に代わって腕章を巻き、初戦のCBから一列前のボランチで出場。的確な潰しでアルゼンチンをイラつかせれば、シンプルな繋ぎでリズムを作る。68分と73分には、打点の高いヘッドで貴重な2ゴールを奪取し、圧巻のパフォーマンス。

17 田中 碧 7
初戦は出場停止だった男が満を持してピッチ立ち、「前線の選手を活かすパスを出したい」という言葉通りに、長短のパスで中盤に劇的な変化をもたらす。当たり負けしないディフェンスも光った。

9 食野亮太郎 5.5(83分OUT)
左サイドで先発し、久保の交代とともにトップ下に移行。神出鬼没な動きで攻撃に絡むも、最後の局面での精度には課題を残した。

11 久保建英 6.5(75分OUT)
板倉とともに2試合連続で先発入りし、初戦よりもシンプルなプレーで随所にクオリティの高さを披露。高精度のCKで板倉の2つのヘッド弾をアシストした。

14 相馬勇紀 6.5(88分OUT)
小気味の良いドリブルでマク・アリステルを翻弄し、左サイドを制圧。久保とのコンビも良好だった。ポストに当たった51分のシュートを決めていれば7点台だった。

FW
8 林 大地 7(61分OUT)
44分に見事な飛び出し&トラップからGKとの1対1を制して、鮮やかに先制ゴール。身体を張って前線で戦った点も評価に値する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b3a8bc54e886fd0229e980f9c29a42a2919685b
3/29(月) 22:06配信