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「テレビ東京のトッププロデューサーである佐久間宣行さん(45)が、3月末をもって同局を退社することが決まったそうです」

 そう話すのは民放キー局関係者。

 佐久間氏といえば、おぎやはぎの小木博明(49)と矢作兼(49)、劇団ひとり(44)がMCを務めるバラエティ番組『ゴッドタン』を立ち上げ、人気番組に育て上げた敏腕テレビマン。
佐久間氏は現在まで、同番組で演出・プロデューサーを担当している。

 また、同番組の人気企画「キス我慢選手権」は、劇場版『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』として2度にわたって映画化。
佐久間氏は同作品の監督・脚本を手掛けている。

『ゴッドタン』のほか、『青春高校3年C組』、『あちこちオードリー〜春日の店あいてますよ?〜』などの人気番組のプロデュースを手掛けており、
雨上がり決死隊の蛍原徹(53)が相方の宮迫博之(50)について語った、2月23日深夜放送の『あちこちオードリー』は、ネットニュースでも大きな話題を呼んだ。

「バラエティ番組だけではなく、2016年10月放送のドラマ『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』のプロデュースや、他にもテレビ東京のドラマの制作にも携わってきました。

 現在、飛ぶ鳥を勢いの千鳥がMCを務めた『NEO決戦バラエティ キングちゃん』も佐久間さんによるものです。佐久間さんは、“テレビ東京は面白いことをやる”というイメージを作り上げた功労者のひとりと言えるでしょうね」(前同)

佐久間氏は、最近では裏方としてだけではなく、演者として表舞台に出る機会も増えてきていた。

 2019年4月から続いているラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)でパーソナリティを務めているほか、
自身が演出・プロデューサーを手掛けるトークバラエティ番組『考えすぎちゃん』(Paravi)にも演者として出演している。

 佐久間氏はラジオリスナー向けのイベントも積極的に行っており、2019年10月に東京・下北沢の本多劇場で行われた「佐久間宣行のオールナイトニッポン0リスナー感謝祭〜sailing day〜」には1万通を超える応募が集まり、
その中から選ばれた380人のリスナーが会場に集まり、大成功を収めた。

 また、今年1月11日にイベント第2弾「佐久間宣行のオールナイトニッポン0リスナー大感謝祭2021〜fanfare〜」を東京国際フォーラム・ホールAで開催するにあたり、チケット番組最速先行販売が2020年10月28日午前3時からスタートし、受付開始からわずか1時間で即完売したことも話題を呼んだ。

「配信は、リアルタイムで1万2000人が視聴、アーカイブも含めて1万6000枚ほどのチケットを売り上げ、グッズも含めてイベントの売り上げは1億円にも達したと言われています。
イチ会社員のイベントがこれほどの規模になるというのは前代未聞ですよね」

 しかし、佐久間氏は出演する番組『考えすぎちゃん』の中で、「自分は会社員だから、ギャラはもらえない」と発言していた。

「タレントのような活動も忙しくなってきて、かつ、そうして自身が動いた分の収入も、“会社員だから”得られない。
今回、テレビ東京を退社するという背景には、その辺もあるのかもしれませんね。佐久間さんが退社することは、全員ではないかもしれませんが、すでにテレビ東京の社員も知っていることだといいますよ」(前同)

 ただ、佐久間氏がテレビ東京を離れたあと、彼がここまで育て上げた『ゴッドタン』がどうなるかが気掛りですよね。
熱狂的なファンもついている番組だけに、毎週楽しみにしている視聴者からすれば、佐久間さんが退社した後の4月以降どうなっていくのか、気になってしょうがないのではないでしょうか」(同)

 2月25日、佐久間氏が退所することについてテレビ東京広報局に問い合わせたところ、「現時点でお答えすることはございません」という回答があった。
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