新たな「文春砲」は、TBS「ニュース23」でメインキャスターを務める小川彩佳アナウンサーの夫の不倫だった。
2月4日発売の「週刊文春」は、小川アナの夫で、医療系ベンチャー「メドレー」の取締役、豊田剛一郎氏の不倫問題を報じた。

小川アナは夫の不倫に「残念」とコメントしているが、今後、2人が離婚を選ぶか否かは明らかになっていない。

■離婚するなら「財産分与」が焦点か

仮に離婚を選ぶことになった場合、
主に(1)離婚理由、(2)慰謝料、(3)親権及び面会交流、養育費(4)財産分与、について協議することになる。

この内、(1)と(2)については、さほど揉めることにはならないはずだ。

不貞関係があった以上、小川アナが離婚を希望すれば、民法上の離婚理由として認められる。
また夫、浮気相手の女性に対する慰謝料請求もできるからだ。

そこで争点となるのが(3)と(4)だろう。

2人の間には、2020年7月に生まれたばかりの第一子がいる。養育費については一般的に、裁判所が公開する「養育費算定表」が基準となり、
親権や面会交流についてもそれぞれの状況に応じた話し合いがなされるだろう。

小川さんの場合、難しいのは(4)財産分与となるはずだ。

離婚問題に詳しい山口政貴弁護士によれば、
財産分与は「夫婦が婚姻中に共同して築いた財産は離婚時には半々に分けるべきだという考え方が根底にあります。
そのため、分与の対象となる財産はあくまでも入籍後のものに限られ、入籍前に持っていた財産や、親族からもらった財産などは分与の対象とはなりません」(同)

一般的に、富裕層の離婚には特有の難しさがあるともいう。
山口弁護士は「経営者との離婚で一番争いになるのが収入、資産の把握です。両者の言い分は大きく対立することがあり、
弁護士でも頭を悩ませるところです」と指摘する。

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