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現在のように手軽にゲームの攻略情報を入手したり、動画などでクリア手順を確認できなかったファミコン全盛の時代。せっかく購入したゲームがどうしてもクリアできず、八方塞がりのまま攻略を諦めた経験のある方も多いことだろう。

 そこで今回は「クリアできなかった激ムズのファミコンソフト」に関するアンケート調査を実施。30代から40代のファミコン世代の男性200名を対象に「一番難しいと思ったファミコンソフト」の名前を挙げてもらった。

まず第3位(14%)にランクインしたのは、1985年発売の『スペランカー』(アイレム)。カセットについている発光ダイオードが特徴的な超有名なアクションゲームだ。
このゲームは洞窟の中にあるアイテムを集めながら探索していくゲーム内容だが、ファミコン史上でも1、2を争うほど「死にやすい主人公」として有名。キャラクターの身長以下の小さな段差から飛び降りても即死するほどで、あまりの虚弱さゆえにゲームも難しいという印象を抱いている人が多いのかも。

 第2位(16.5%)に支持されたのは、1986年発売の『魔界村』(カプコン)。アーケードゲームからの移植作品だが、ファミコン版は「難しさが数段増した」と言われているソフトだ。

 このゲームは西洋ファンタジー風の世界観が特徴の横スクロールアクションゲームで、主人公の騎士アーサーが、悪魔サタンに連れ去られたプリンセスの救出に向かうという内容。敵の攻撃を一度食らうとアーサーの鎧が脱げ、パンツ一丁になった姿も印象深い。本作の最初の鬼門は、ステージ1の途中に出現する赤い悪魔「レッドアリーマー」の存在だろう。アーサーの攻撃が届かない上空をすばやく飛び回るうえに、遠くから弾を撃ったり急降下したりと、不規則な動きでプレイヤーを翻弄。ステージボスですらないレッドアリーマーの先に進めず、早々と『魔界村』に挫折した人も少なくないはずだ。

そして第1位(21%)に輝いたのは、1986年に発売されたファミコンソフト『たけしの挑戦状』(タイトー)。お笑い芸人のビートたけしが監修を務めたアクションゲームで、理不尽すぎる謎のオンパレードで一躍話題になった作品だ。

 一見普通の横スクロールアクションながら、どちらかというと正解ルートを目指すアドベンチャーゲーム的な要素が強め。しかもノーヒントでは絶対に分かるはずのない理不尽な謎が多数存在し、ゲームクリアを目指すには攻略本が必須レベルだった。中でも重要アイテムの「宝の地図」を手に入れるため、リアル時間で「1時間操作をしないで待つ(選択肢によっては5分)」という前代未聞のクリア手順には驚いた人も多いはず。この『たけしの挑戦状』を選んだ人からは「理不尽だらけで、どうしたらいいか分からない場面が多々あった」(39歳・男性)、「ゲーム内容が意味不明すぎた」(36歳・男性)、「あんな理不尽な攻略法は見たことがない」(30歳・男性)、「クリアは難しいっていうか無理だったけど何となく面白かった」(42歳・男性)、「攻略本なしに解けるわけがない」(49歳・男性)といったコメントが寄せられている。

1位 たけしの挑戦状(タイトー)
2位 魔界村(カプコン)
3位 スペランカー(アイレム)
4位 ロックマン(カプコン)
5位 高橋名人の冒険島(ハドソン)
6位 ドルアーガの塔(ナムコ)
7位 トランスフォーマー コンボイの謎(タカラ)
8位 北斗の拳(東映動画)
9位 忍者ハットリくん(ハドソン)
10位 いっき(サンソフト)
10位 ソロモンの鍵(テクモ)
10位 カラテカ(ソフトプロ)

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