2020年12月25日 21時05分
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 『007』シリーズ、『ロッキー』シリーズなど数々のヒット映画を手掛けてきたMGMホールディングスが事業売却を検討していることが、The Wall Street Journal によって明らかになった。

 MGMはここ数年、何度か事業売却を検討したことがあったが、売却額の問題でいくつかの買い手候補との交渉が決裂した経緯があった。だが現在、投資銀行のモルガン・スタンレーとライオンツリーを起用して、正式な売却手続きに着手するようだ。非公開の同社の企業価値は、債務を含め約55億ドル(約5,775億円)相当と評価されている。(1ドル105円計算)

 MGMホールディングスは、MGMスタジオ、MGMホーム・エンターテインメント、MGMテレビジョンを保有し、ユナイテッド・アーティスツ、オライオン・ピクチャーズを傘下に持つ。MGMの手掛けた作品群には『オズの魔法使』『風と共に去りぬ』『ベン・ハー』『2001年宇宙の旅』『ネットワーク』『アリー/スター誕生』などがあり、ライブラリーも豊富だ。

 このコロナ禍で、動画配信サービスでコンテンツを消費する傾向があり、MGMは自社が抱える作品群がもたらす可能性も念頭に入れているようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)