12/24(木) 17:31配信
デイリースポーツ

尾車親方

 大相撲東京開催場所の責任者、日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)が24日、電話取材に応じ、政府方針に沿い、大相撲初場所(21年1月10日初日、東京・両国国技館)初日、2日目の観客上限を5000人に押さえる措置を取ったことを明かした。

 前日、西村康稔経済再生大臣から大規模イベントの観客を来年1月11日まで5000人に制限する方針が示され、協会にも要望があった。

 協会は11月に初場所の観客上限を5300人とし、入場券を販売。「(初日、2日目は)残念ながら5300人まで売れているわけじゃないので、この時点で5000人以上のチケットが売れないように止めている」と、椅子席の販売を減らす対応を行った。

 また、3月の春場所(3月14日初日、エディオンアリーナ大阪)の開催方式に関しては初場所前に臨時理事会を開き、協議する。すでに1年ぶり地方場所となる大阪での開催を発表したが、新型コロナウイルス感染拡大の状況が見通せない。

 「状況は決めた時から刻一刻と変わっている。そこは考慮して何が何でもじゃなく、現地の状況を考えていく」と同事業部長は話し、感染状況次第では最悪、開催が困難になる可能性もある。

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