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アメリカ合衆国宇宙軍(USSF)に所属するメンバーらの正式名称が「ガーディアンズ」に決定したという発表を受け、大ヒットマーベル映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、皮肉たっぷりのツイートで異議を唱えた。

2019年12月に創設されたUSSFは、アメリカの国益にとって必要不可欠な宇宙空間での諸活動、とりわけ各種衛星の防衛を主たる任務とするアメリカ6番目の軍隊で、国防総省の管轄下にある。数カ月前に軍旗がお披露目された際にも、その紋章が「スター・トレック」シリーズに登場する宇宙艦隊のロゴに酷似しているとして、ファンから批判の声が挙がったUSSFだが、マイク・ペンス米副大統領が12月18日(現地時間)、USSF隊員の正式名称が「ガーディアンズ」に決定したと発表。その直後から、SNS上は「宇宙にはすでにガーディアンズがいるじゃないか!」「紛れもないパクリ」といったマーベルファンからの指摘で溢れかえった。

ペンス米副大統領は命名の経緯について、「宇宙飛行士などのプロフェッショナルたちと一般から寄せられた何百という提案を、1年間かけて検討した結果」であること、また、USSFの前身である米空軍宇宙軍団(AFSPC)のスローガン「ガーディアンズ・オブ・ハイ・フロンティア(新たな領域の守護者たち)」に着想を得たものであると、公式twitterで“釈明”。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と続編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」で脚本・監督を務めたガンは、「このおバカさんを訴えてもいいかな?」とツイートですかさず反撃している。

また、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」でマンティス役を演じたポム・クレメンティエフからの「このおバカさんたちをまとめて眠らせちゃおうかしら?」という提案に、「1年間ほど眠らせておいてくれる? よろしく」と返したガン監督。USSFガーディアンズが公式Twitterで「それって僕たちのこと?」と応戦するなど、アメリカ政府とマーベルのガーディアンズたちとのウィットに富んだツイートバトルが展開している。
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ジェームズ・ガン監督
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