人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」(集英社)の最終23巻が発売された4日、兵庫県内でも各地で反響が広がった。

 神戸市中央区の大垣書店神戸ハーバーランドumie店では、通常より大幅に入荷を増やして対応したが、夕方には半数以上が売れたという。坂根正樹店長(48)は「ここまでの影響がある作品は記憶にない」と驚いていた。

 この日は集英社が、読売、朝日、毎日、産経、日経の全国紙5紙朝刊に、それぞれ違うキャラクターの全面広告を掲載。神戸市内の読売新聞販売店(YC)にも問い合わせや購入が相次いだという。

 市内のコンビニエンスストアでも各紙が品薄状態となった。ローソン加納町一丁目店(神戸市中央区)の秋山和慧店長(24)は「各紙をそれぞれまとめ買いする方もいて、さすが『鬼滅』。人気を改めて実感しました」と話していた。

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