11/6(金) 13:02配信
FRIDAY

写真:FRIDAYデジタル

元人気キャバクラ嬢で現在は実業家として活躍するエンリケが、自身のYouTubeチャンネルにて、ネット上で誹謗中傷を繰り返していた人物を訴えると公表していた件で、示談したことを明かした。裁判で決着を付けたいと願っていたエンリケが、示談を受け入れた理由を語った。

【画像】複雑な表情で本誌の取材に答えるエンリケさん

◆私を“攻撃”したのは、全く見知らぬ人だった……

シャンパンの「直瓶」(ビンのまま一気に飲みほす)でお馴染みのエンリケは、18歳から32歳までの約14年間、キャバクラ嬢として活躍。現在は、実業家としてシャンパンサロンやエステサロンの運営、各種アプリ開発、ブランド品の売買などを手掛けている。

SNS上でも目立っていたエンリケさんは、日ごろからネット上で誹謗中傷を受けていた。今回、そのうちの一人と裁判で決着させるつもりで準備を進めていた。

「SNS誹謗中傷裁判」には、以下のような3段階がある。

@ SNS運営会社にIPアドレスの開示を求める手続き(裁判)
A プロバイダにIPアドレスの契約情報(個人情報)の開示を求める手続き(裁判)
B個人情報を特定した相手を名誉棄損や侮辱の疑いなどで訴える裁判

エンリケは、今年4月16日にYouTube公式チャンネルに「【開示】誹謗中傷は絶対に許せません!激おこ!」と題した動画を投稿し、書き込みを行っていた人物の個人情報を特定し内容証明にて連絡を取ったこと、そして、訴えを起こす意向であることを明かしている。

「順を追って話すと、SNS運営会社にIPアドレスの開示を求める裁判は、2回行いました。実は、1回目は、それなりの数の書き込みに対して開示請求の裁判を行ったのですが、私は『公共性が高い』と判断されて、期待していたほどの結果を得ることはできませんでした。いわゆる“有名税”というものだと思いますが、もちろん、理解も、納得もできません。芸能人の方も含めて、みんな同じ人間ですから。

とはいえ、東京地裁がそう判断している以上、誹謗中傷を少しでも減らしていくためには、やり方を変えて、ひとつずつ、実績を作って行かなければならないと思いました。

2回目は、ひとつの匿名掲示板に絞って、そこに投稿されていた約10件の書き込みに対し、開示請求の裁判を起こしました。約半数のIPアドレスが開示されたのですが、ふたを開けてみたら、開示されたすべての書き込みがひとつのIPアドレスから行われていました。書き込みを行っていたのも1人で、まったく知らない方でした」

ここまでは、動画にて公開している。

「その後、6月に示談しました。守秘義務があるため、詳しいことはお話できないのですが、示談金は、100万円を希望しました。最終的な結果は、大幅に減ることはありませんでしたが、100万円よりは少ない金額になりました」

「直瓶」で一気にブレイクしてから、多くの誹謗中傷を受けるようになったという。

「誹謗中傷はもう13、4年前からずっと、書かれ続けています。昔だったら、同業者のキャバ嬢による書き込みが多いと感じていました。誰かは分かりませんが、お店の子しか知らない内容が含まれていたりするので、『ああ、お店の中だ』と思ったこともあります。

『ブス』、『性格悪い』などの悪口にも、昔は滅入っていたのですが、私の知名度が上がって行くにつれて、書き込まれる内容がどんどんエスカレートしていきました。友人やダンナさんを悪く書かれたりもしています。誹謗中傷は今もあり、『エンリケはネズミ講だ』などの事実無根の内容もあります。

裁判を起こそうと思ったのは、罰を与えたいというわけではないのですが、やはり、犯罪なんですよね。二度とそういうことをしないようになってもらうためにも、やったことに責任を取ってもらいたいと思いました。当然、許せないという気持ちもありました。

当初の想いとしては、例え2年、3年掛かってでも、裁判で決着を付けたかったです。ただ、裁判を起こすと、こちら側に、実際に被害を受けたことを証明する責任が発生したりもします。弁護士の先生とも話し合い、相手の方も反省しているとのことなので、今回は示談することにしました」

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全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a8d7fdb7d6085d6d975c9c8fb4f70bbfe1a72f2