◆プロボクシング 報知新聞社後援ダイナミックグローブ・スペシャルスーパーバンタム級(55・3キロ以下)8回戦 △辰吉寿以輝―今村和寛△(6日、東京・後楽園ホール)

 日本スーパーバンタム級8位の辰吉寿以輝(24)=大阪帝拳=が、4年ぶりとなる東京・後楽園ホールのリングで、まさかの負傷引き分けに終わった。サウスポーのプロ3戦目、今村和寛(28)=本田=と対戦。寿以輝は左右に腕を振って果敢に突進したが、2回終盤に今村が応戦して踏み込んできた瞬に、寿以輝の偶然のバッティング。左目尻をカットして流血した寿以輝は続行不能となり、規定により、両者引き分けになった。

 元世界王者の父・丈一郎の次男で、15年4月にデビュー。昨年4月に無敗の13勝(9KO)で初の日本ランカー入りし、14戦目に挑んだが、無念の引き分けに終わり、寿以輝の連勝は「13」に止まった。

 会場で丈一郎氏が見守る中で臨んだ4年ぶりの後楽園ホールは悔しい結果となった。この興行のメインはWBO世界フライ級王座決定戦(中谷潤人―ジーメル・マグラモ)。有観客での興行となったが、一般販売はなくジム、選手の関係者のみ400人が観戦した。

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11/6(金) 19:38配信