男子プロテニス協会のATPは29日に公式サイトで元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)が2021年のテニス殿堂入り選手になったと発表した。

殿堂入り選手はテニスの歴史に名前を刻んだ選手、永遠に記憶されるべき人たちとして記録される。今回はファンからの投票で5人の選手たちが選ばれた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでヒューイットのコメントを掲載しており「殿堂入りに選ばれるのはとてもつもなく光栄だ。このようなサポートをファンたちから受けられるのはさらに特別だ」と喜びを語った。

「さらに4人の素晴らしい選手が選ばれている。僕も世界やオーストラリアのファンから受け取れるすべての応援に感謝している」

ヒューイットは2001年に全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝し史上最年少の20歳8ヶ月で世界ランク1位に輝いた。さらに2002年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)でタイトルを獲得し、ツアーで30勝をあげた。

今回ヒューイットの他にJ・C・フェレーロ(スペイン)、S・ブルゲラ(スペイン)、J・ビョークマン(スウェーデン)、L・レイモンド(アメリカ)がノミネートされた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a972688ac08190d31d7b96c364c490a9f7cc289
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