10/24(土) 11:30配信
東スポWeb

オカダ(右)はさっそくオーカーンを制裁した

 新日本プロレスのオカダ・カズチカ(32)が、新たな敵に宣戦布告だ。先のG1クライマックスでは優勝を逃し、CHAOSを離脱したウィル・オスプレイ(27)率いる新ユニット「ジ・エンパイア」との抗争が勃発。11月7日エディオンアリーナ大阪大会では岡倫之改めグレート―O―カーンとのシングル戦が組まれた。新展開を迎えたオカダの胸中は――。

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 G1で優勝争いを繰り広げていたオカダは、16日のAブロック最終公式戦(両国)で、英国遠征から凱旋帰国したオーカーンを乱入させたオスプレイに屈辱の敗北。自身が英国で見いだし、新日マットに導いた“弟分”がまさかの反旗を翻した。

「それをきっかけに何かを変えようってあったのかもしれないですけど。まあ僕は僕で、オスプレイをしっかりまた教育しないとダメだなと思いますね。お兄ちゃんとしての使命というか。非行に走った弟を正すじゃないですけど」と雪辱を見据えた。

 その前に立ちはだかるのが、次のビッグマッチとなる11月7日大阪大会で一騎打ちするオーカーンだ。未知数の部分が多いとしながらも「一番最初に(相手に)選ぶ人、悪すぎって思いますけどね。凱旋してすぐに標的にする人間が僕って…リスクしかないかなと思いますよ」と“レベルの違い”を強調する。

 さらに「正直、オーカーンより先を見てるので。実力も知らないですし。海外行って帰ってきても、新日本プロレス甘くないと思うので。そこまでのレベルじゃないんじゃないかな、現時点ではね」ときっぱり。あくまで標的はオスプレイとし、オーカーンを通過点扱いした。

 仮にG1でオスプレイに勝利したとしても、同ブロック1位の飯伏幸太(38)との直接対決に敗れていたオカダの逆転突破は結果的には不可能だった。とはいえ最高峰のリーグ戦に水を差した蛮行を許すわけにはいかない。「(最近の新日マットが)乱入ばっかで面白くねえなと思いますけどね。純粋に楽しめるプロレスというものを…。こういう世の中だから、レスラーもうっぷんがたまってるのかもしれないですね。それを乱入で(晴らす)みたいな負の連鎖に陥ってる気もするので、そこを僕が切りたいなと思います」

 新シリーズ開幕となった23日の後楽園大会ではタッグ戦でジ・エンパイア(オスプレイ&オーカーン)と激突。「いつまでも優しいオカダさんだと思ってんじゃねえぞ、この野郎」とオスプレイを挑発したオカダが、建国間もない帝国を早々に打倒する。 

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