◆競泳 日本短水路選手権 第1日(17日、東京・辰巳国際水泳場)

 男子400メートル個人メドレーで、リオ五輪金メダリストの萩野公介(26)=ブリヂストン=が4分2秒75で優勝した。前半から積極的に飛ばすレースを展開。「4個メを1日に2本泳ぐのは久しぶりで、すごくいい刺激が入った。疲れましたねえ…、でも心地よい疲れというか。足りないところはたくさんあるが、自らチャレンジした中で出たもので、すごく価値がある。逃げずに立ち向かった自分を褒めたい」。自己ベストの3分56秒48には6秒27及ばないものの、充実感を漂わせた。

 リオ五輪後に陥った不振からの脱却を目指す。「前まではチャレンジせずに終わることもあった。チャレンジした結果で、次につながる。2本集中して泳いだのが一番大きなこと」。タイム以上に確かな手応えを得た様子だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bcaa07d32bd40afadb1918fd9238952fa281a3b2
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