立憲民主党の小沢一郎衆院議員が7日、公式ツイッターに新規投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題などを受け、「美しい国どころか、恐ろしい国へ」と憂慮した。

 小沢氏は「この人物は総理に批判的なので教授にはしません。この人物も政府に批判的なので学長にはできません。そんな国まであと一歩。美しい国どころか、恐ろしい国へ」と危惧。「安倍政権以降、この国はどんどん悪くなりつつある。問題は、国民が政治の腐敗に慣れつつあること」と指摘し、「最終的に政治のレベルを決めるのは、国民」と呼びかけた。

 また、小沢氏はこの投稿に先立ち「今こんな国になりつつあるのは戦争経験者がいなくなりつつあるということもあるだろう。戦前の言論弾圧を知らない。同調圧力が働き、政府批判をしようものなら家に石を投げ込まれた。そういう恐怖を国民の多くは知らない」とツイート。「国民も不断の努力をしないと簡単にそういう国に戻る。それがいま問われている」と提言した。

10/7(水) 19:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b1b04b8de212483c63ae17dd03951a1f159523e

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