監督14年目にして川上哲治氏の持つ通算勝利数1066勝を抜き、巨人歴代1位となった原辰徳監督。不滅の「V9」を成し遂げ、“ドン”とまで畏れられた川上監督を名実ともに超えたのか──。

 川上監督のもとでコーチ兼任選手としてV9の礎を築き、巨人引退後は低迷するヤクルトや西武を日本一に導いた名将・広岡達朗氏(88)は厳しい言葉を送る。

 巨人はレギュラーシーズンの優勝は当たり前で、日本シリーズで勝って初めてその年の仕事をしたと認められます。昨年のシリーズでソフトバンクに4連敗した原を名将とは呼べません。だから今年の日本シリーズは必ず優勝すること。

 そして、巨人の監督を勇退して弱いチームの監督になって、日本シリーズで勝つことです。カワさんができなかったことを達成して初めて、日本球界に貢献したことになる。それでこそ、カワさんを超える名監督になれるのです」

 原監督の挑戦は続く。
 ★抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/6985431f1cfd1e31b4247292637b8ee8efa76a27