2020年09月17日19時06分
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プロ野球・巨人やMLBで活躍した元投手の上原浩治氏が2020年9月16日、「第何代の4番とか、もういらなくないっすか??誰か興味あるんかな」と、古巣・巨人をめぐる報道への疑問をツイッターで表明していた。

■「本人もなんも思ってないと思いますよ」

巨人は9月16日の阪神戦(東京ドーム)で7対6で勝利した。上原氏は同日、「巨人...強すぎるなぁ 追い上げられたって、最後に勝ってればいいわけで...」に続いて、「第何代の4番とか、もういらなくないっすか??誰か興味あるんかな」とツイートしている。この試合では丸佳浩選手が広島からの移籍後初めてスタメンで4番にオーダーされ、巨人の第90代4番打者となったとスポーツ報知などが報じていた。公式に歴代4番打者がメディアやファンによって数えられている例は巨人の他には稀である。

上原氏は自身のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」で20年6月26日に投稿した動画でも、岡本和真選手のコンディションを話しつつ、アシスタントの上田まりえさんから「すごいですよねジャイアンツって、第何代4番の方が出るじゃないですか」と振られたところ「なんでなんやろね?」「僕は一切そういうのは気にしないですね」「第〇〇代って言わなくてもよくない?他の球団なんも言ってへんやん」「言われた本人もなんも思ってないと思いますよ」と語っていた。

現役時代にチームメイトだった高橋由伸氏や阿部慎之介2軍監督についても「4番というより4番目っていう感じで彼らがやってたと思いますし、それはメディアがやってるだけだと思います」と話していた。また「(抑えや中継ぎで登板した時にスコアボードで)4番上原ってあるで。あれ写真撮ってといてほしかったなあ(笑)」とも。

上原氏のツイートには、

「たしかに、第何代とか必要ないとおもいます!」

「90代のうち、臨時、代行が務めてますよね 数試合の代行なら、何か違うような」

「称号自体にはとても興味がありますし、あるべきだと思います。ですが何年も継続して4番に立ち続けて初めて、『○○代4番』の称号が与えられるべきだと思います。少し軽すぎる気がしますね...」

「巨人ファンの私でもなんのためにあるんだろうとは思うけど、まあ別にあってもなくても誰も困らないしこのままでいいと思います」

など様々な意見がリプライで寄せられている。

■過去には「6点差で盗塁」に持論も

巨人の「伝統」に疑問を呈した上原氏。その他の動画でも、今シーズン物議を醸した出来事に持論を展開している。8月6日の対阪神戦(甲子園球場)で野手の増田大輝選手が登板した件については、8月11日投稿の動画で「チームとしては最善の策だったと思います」「原さんが現場監督なわけじゃないですか。それに対して周りがごちゃごちゃ言うべきことではないかなと僕は思うんですよね」とコメントしていた。

8月25日の対ヤクルト戦(神宮球場)では8対2と巨人が大量リードしていた8回表にダブルスチールを仕掛け、一部の野球解説者から批判も起こった。上原氏はこの件について9月1日投稿の動画で、

「8回に点が入っていて、攻撃の流れの中での盗塁はありだと思う」

「勝ってるチームがやったからそういう風に言われるわけですよ。負けてるチームがやる分には全然OKなわけですよね」

「攻撃の中でのプレーだったので、特に僕は問題なかったんじゃないかなと思ってます」
と持論を解説している。