0001ホイミン ★
2020/09/07(月) 21:50:26.13ID:CAP_USER9創刊40年で初の将棋特集を組んだスポーツ誌「Number」が3日に発売された後、累計発行部数20万部に到達するなど話題を集めている。同時に、SNS上などでは「将棋はスポーツか否か」という議論が活発に交わされているが、この論点について羽生九段は「将棋はスポーツの側面を持っていると思います」と自らの考えを明かした。「歴史的な背景を考えれば、将棋は伝統文化のカテゴリーに入ると思いますが、海外の将棋類、例えばチェスや中国将棋(シャンチー)などは全てスポーツのカテゴリーに入ることが一般的なので、それは歴史的背景の違いによるもの、ということになると思います」
羽生九段はチェスにおいても国内のトッププレーヤーであり、海外での対局経験もある。盤上ゲームに対する文化の相違を肌身に感じてきた立場だけに「日本ではマインドスポーツ、頭脳スポーツという考え方がまだ浸透していないので、どのように定義付けるか、ということなのかなと思います」と述べた上で「将棋もスポーツという側面を当然ながら持っているのかなあ、というふうには思います」とした。
「将棋=スポーツ」「棋士=アスリート」という思想は、新しいファン層の開拓にも通じる。将棋界を象徴する第一人者として「eスポーツが浸透していけば、ということと似ていますね。新しいファンの方も増えるのかなと思います」と期待を寄せた。
今月27日に50歳の誕生日を迎えるが、40代の最後に大勝負が待つ。丸山忠久九段(50)との第33期竜王戦挑戦者決定3番勝負第3局が19日に控える。勝者が豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得する一局。タイトル通算100期に王手を掛けているレジェンドだけに、大きな注目を集めている。ファンが送る熱視線は、大勝負に臨むスポーツ界のスーパースターに注がれるものと何も変わらない。
https://hochi.news/articles/20200907-OHT1T50156.html