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2020/09/06(日) 16:09:04.04ID:CAP_USER92020-09-05
ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ〜マイスタイル×ユアスタイル〜」。8月14日(金)放送ゲストは、音楽プロデューサー・藤原ヒロシさん×「été(エテ)」オーナーシェフ・庄司夏子さん。ここでは“近年のファッション観”について語りました。
◆ファッションも料理も自分勝手でいい(藤原)
藤原:僕は、ファッションはもっと売れなくなったらいいなと思うんですよね。一方で、それこそユニクロのようなものがすごく売れてくれたほうが、ファッションはもっと無駄な変なものになっていけるというか、元に戻る感じがあるかなと思うんですけど。今はやっぱり、売れるようにというか、マスマーケットに向けて、すごく意識してやっているので。全然そうではない対極なものでいいんじゃないかなと思うんですね。
だから、スーパーで売っている冷凍食品にも魅力的なものがあり、なっちゃんが作るきれいなデザートにも魅力的なものがあり、両方の魅力がある。個人的な意見ですけど、全員に喜んでもらえるものではなくても、限られた人にだけ200%に喜んでもらえるものであればいいかな、と。ファッションは、そういうものかなと思うんですよね。一般の人が“何それ? 変な服!”って思うものでも、その人だったり、その人の周りとかには、すごく貴重なものだったりとか。
庄司:私も同じ意見ですね。私はお洋服がすごく好きで、Instagramなどで配信される、さまざまなブランドのプレタポルテなどを観てインスピレーションを受けているんですけど、攻めているものがなくなってきていて。唯一無二の洋服がすごく好きだったんですけど、最近はいろんな世代や体型でも着れてしまう服が多いんじゃないかな? と思ったり。ファッションの本物って何だったっけな……。
藤原:もっと自分勝手なものでいいと思います。料理も自分勝手でいいと思います。美味しいのは重要かもしれないけど。
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