世田谷区医師会ははっきり距離を取ってて事業化するのは無意味だと言ってるな

https://www.setagaya-med.or.jp/information_data/報道されております「世田谷モデル」について-2/
報道されております「世田谷モデル」について
2020.8.24

報道されております、いわゆる「世田谷モデル」事業と、世田谷区医師会PCR検査センターは全く関係ありません。
世田谷モデルは別の事業であり、医師会員の出務協力及び義務などはありません。

医師会PCR検査センターは手遅れになる患者さんを出さないという理念の元、症状のある患者さんを最優先で受け入れ、
酸素濃度測定やCT検査、入院対応など医療機関としての機能を大切にしています。いわば医療的検査を行う場所です。

世田谷モデルの提唱する「誰でも、いつでも、何度でも」は、いわゆる社会的検査ニーズに応えるためのものです。
渡航前、施設入所前、手術前、介護や保育、教育現場など社会的検査のニーズは高まっていますが、
現状受け入れ先が無く、医療的検査の現場に紛れ込んできているのが実状です。
そのために医療の必要な患者さんへの対応が遅れるような事があってはなりません。
医療的検査機能を保つためにも、社会的検査はきちんと切り離して行われるべきです。

この度、自費扱いの検査であれば鼻咽頭検査も唾液検査も東京都の認可や集合契約の必要なく一般開業医が行なって良いことになりました。
元々医師会PCR検査センターでも社会的検査は自費扱いです。
これからは世田谷モデル事業などといわずとも、個々のクリニックで社会的検査を自費で請け負っていただければ「いつでも、どこでも」が実現します。

世田谷区医師会PCR検査センターはこれまで通り、症状のある患者さん最優先の医療機関としての立場で、医療的検査を受け持って行きたいと考えております。