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2020/08/21(金) 11:51:15.83ID:CAP_USER9日大も天理大も、原則オンライン授業を実施していた。入構制限をかけ、サークルやイベントは禁止。それでも授業料が免除されることはなく、学生は粛々と家で勉強する毎日だ。
ところが、運動部は違った。天理大では一定の制限はあるものの、部員全員での練習が可能だ。日大は競技スポーツ部のみ活動は自由。サークルと違って制限はない。
なぜ、勉学やサークル活動には厳しい制限があり、部活は緩いのか? 天理大は「授業も一部は対面なので、部活も条件付きで許可している」(広報部)と回答。日大にもメールで尋ねたが、広報課から明確な回答は得られなかった。どちらもスポーツの強豪チームがそろう大学。コロナ禍といえど、運動部の活動を制限したくない姿勢が見て取れる。
強豪チームを多く抱える関西の私立大に通う男子学生はこう語る。
「おとなしくオンライン授業しているのがバカらしい。学費は高いのに、図書館も使えない。学内でクラスターが発生すればオンライン授業は長引くのに、強い運動部だけ特別扱い。結局、大学の名誉や宣伝のためだと感じる」
勉学に励みたい学生の気持ちを無視したルールは即刻取りやめるべきだ。
(ライター・中川七海)
日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/277570/2