https://eiga.com/news/20200704/5/
2020年7月4日

仏映画情報サイトallocineが「生涯で一度は見ておくべき」と題したスリラー10本を推薦。映画.comの作品情報と共に紹介する。

■「セブン」(1995)
「連続殺人映画の歴史の中でも画期的な作品。極めて暗くて息苦しいこの映画は、暴力を見せるのではなく、暴力を示唆することを楽しんでいる。何よりも、その演出は名人芸であり、後のフィンチャーらしい現代世界に幻滅したビジョンをすでに見せている」中略

■「悪魔のような女(1955)」
「女優二人が不穏な雰囲気、マキャベリ的なキャラクターを完璧に演じきった恐ろしい作品。当時の観客は苦悶の声を上げていたが、それは現代でも古びていない」中略

■「ノーカントリー」(2007)
「残忍さ、暗さ、ユーモア、皮肉、哀愁、ポエジーというコーエン兄弟の作品の真髄がある。アメリカ西部の広大な風景は息を呑むほど美しく、西部劇はサスペンス、苦悩、歓喜の宝石となっている。コーエン兄弟の映画が1つしか残らないとしたら、この1本かもしれない」中略

■「裏窓」(1954)
「時代を超えた不朽の名作。この映画のスローガンとしてヒッチコックは『この映画を見て、恐怖を感じなかったら、あなたは死んでいる可能性が高い』という一文を提案した」中略

■「羊たちの沈黙」(1991)
「アカデミー賞で作品賞、監督賞(ジョナサン・デミ)、主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)、主演女優賞(ジョディ・フォスター)、脚色賞の5大アカデミー賞を受賞した数少ない作品の1つ。ハンニバル・レクターは、映画史上最も偉大な悪役のトップ3に入る。効率の良さ、知的さ、細やかさ、不穏さ……など、形容しがたいものがある必見作」中略

■「ブラック・スワン」(2010)
「ファンタジーの限界に達した心理スリラー。ダーレン・アロノフスキーがチャイコフスキーの傑作にインスピレーションを得て、ジャンルを超越し、信じられないほど暗く刺激的な物語を作った」中略

■「メメント」(2010)
「クリストファー・ノーランが映画をこよなく愛し、他の誰よりも情熱を伝える方法を知っているからこそ生まれた人々を映画好きにさせる作品の一つ」中略

■「狩人の夜」(1955)
「映画ファンなら誰もが見たことがあるであろう、あらゆるジャンル、あらゆる時代を合わせた名作。時代を超えたアメリカの田舎の悪夢と、様々な解釈が可能で、それぞれが求める意味を与えてくれるスリラー」中略

■「ユージュアル・サスペクツ」(1995)
「ブライアン・シンガーの初の名作。小予算で限られた撮影期間(35日)で撮られた。探偵スリラーの手法を用い創意工夫を凝らした編集が、見る者を被害妄想的にさせる」中略

■「ミザリー」(1990)
「閉鎖されたドアの向こうにある変態的な心理スリラー。アカデミー賞に輝いたキャシー・ベイツの神秘的な、魅力的な怪演、最初から最後まで怖さにおののく作品」中略

全文はソースをご覧ください