2020.07.01

著者:
中野裕子






昨年4月に引退し翌5月に不動産会社に就職

 皆藤愛子(36)、根元美緒(41)、半井小絵(47)など、2000年代は美しい“お天気お姉さん”が各局で活躍し、大きな注目を集めていた。「めざましテレビ」(フジテレビ)に出演していたフリーアナウンサー・高樹千佳子さん(41)もその1人。美人なうえ、明るく気取らないキャラクターで人気だった。スポーツニュース番組「すぽると!」(フジ)でキャスターも務めていたが、最近はまったく見ない。高樹さん、今、どうしているのか。不動産会社「オープンハウス」グループの渋谷ショールームで聞いた。
 昨年4月に芸能界を引退し、5月に「オープンハウス」に就職しました。マーケティング本部の広報ディレクターとして働いています。勤務はカレンダー通りで朝9時から18時まで。パソコンで企画書を作成したり、PR会社の方とやりとりしたり、社内報を書いたりしています。メディア取材に立ち会うときなどはこの渋谷ショールームに来ますが、基本は丸ビルの本社にいます。
 引退したときは、周りのみなさんに驚かれましたね。自分としてはまもなく40歳になるという年齢と、芸能界にやり残したことはほぼない、やりきった、と思ったんです。これからは若い子がどんどん出てくるので、私は先細りだろう、と。だったら、自分が必要とされる場で社会に貢献したい、と思いました。でも、会社員経験がないのでいきなり転職活動をしても雇ってもらえないだろう、と思いまして、2018年の1月から宅地建物取引士の資格を取る勉強を始めました。大学受験のときのように、必死で(笑)。
 10月に試験を受け、12月に無事、合格の結果が出たので、2019年1、2月頃から就職情報サイト「リクナビ」を使って就職活動を始めました。不動産会社を希望したのは、大学で建築を勉強して“住まい”にもともと強い関心があったから。テレビのお仕事をしていたときも、よくモデルルームを見て回っていました。





勤務1年で係長に昇進!
     ===== 後略 =====
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