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2020-05-31

TOKYO FMの番組「TOKYO SPEAKEASY」5月20日(水)のお客様は、お笑い芸人・東野幸治さんと、女優・タレントの結さん。「東野さんが好きなアニメ」について語りました。

◆「SF作品としても日本一だと思います」(結)
東野:最初に観てビックリしたアニメが「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年公開:高橋留美子原作「うる星やつら」劇場版オリジナル長編アニメーション第2作、押井守監督・脚本)なんですよ。

結:今回の番組で「(東野さんに)この作品を紹介したいです」って送ったら、「観てます」って返ってきて(笑)。

東野:映画館で「ビューティフル・ドリーマー」を初めて観たとき、「すかんぴんウォーク」っていう吉川晃司さん初主演映画と2本同時上映だったんですよ。吉川さんが地元・広島からバタフライで上京して、ロックスターになるという映画。

俺、「うる星やつら」はアニメのときからずっと観ていて。そんな大好きな「うる星やつら」を映画館に観に行ったら、わけがわからんことになっていて(笑)、“なんじゃこれ!?”って。

結:そうですよね。もともと「うる星やつら」が好きで観ていた人ほど、びっくりしますよね。

東野:あれはやっぱりすごい。日本アニメの金字塔なんでしょう?

結:はい。私は、SF作品としても日本一だと思います。

東野:日本一のSF作品! 俺、「ビューティフル・ドリーマー」を観たのは高校生ぐらいですよ。今から30年以上前。

結:高校生で「ビューティフル・ドリーマー」と出会うって、どういう気持ちなんですか!

東野:いや、だから普通の「うる星やつら」を観に行ったつもりだったんですよ(笑)! 昔の映画だからネタバレしてもいいと思うんですけど……(主人公・諸星あたる、ヒロイン・ラムが通う友引高校の)文化祭前日の準備で、みんな疲れてきて、それで町からも出られなくなって、気付いたら大きな亀の上にいる……という話なんですが。

結:あれは怖いですよねー!

東野:ものすごく怖いしビックリした。あれ、高橋留美子先生は否定的だったんでしょう(笑)?

結:そりゃそうだって話ですよね。

東野:そりゃそうですよ。大事な自分の原作漫画が映画になって、試写室に行ったら、わけがわからん話にされて。そりゃ激怒するでしょう(笑)。公開した最初は否定的な意見もあったけど、結果的に、あとあと歴史的なSF作品の金字塔になったという。

あとは「(機動警察)パトレイバー」も好き。結局は、押井守さん(が好き)なんですよね。いやぁ面白い。あと僕が大好きなのは「AKIRA」ね。

結:もう、東野さんの趣味が手に取るようにわかる(笑)。

東野:わかるでしょう(笑)。最近やったら「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」「コードギアス」「TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)」。意外なところでは「あの花」(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)。

結:えぇー!

東野:「あの花」、好き。

結:東野さん、心なくされていたんじゃなかったんですか(笑)?

東野:そうそう(笑)。(作品に登場する「超平和バスターズ」の)メンバーに心をいただいて。アニメを観て心がほっこりするのよ(笑)。

番組では、ほかにも「映像研には手を出すな!」「輪るピングドラム」「無限のリヴァイアス」「響け!ユーフォニアム」、「ガンダム」シリーズや「新世紀エヴァンゲリオン」……など、さまざまなアニメのアツいトークが繰り広げられました!