福岡県の高校野球関係者からは代替大会開催断念の決断に戸惑いなどが上がった。

 私立校の監督は「こんな時だが1試合だけでもやらせてあげられないか。3年生のことを考えるとやるせない」と練習すら十分にできなかった部員を思いやった。
甲子園に続いて県大会も実施されない事実を受け止めた部員のショックを考え「3年生の心のケアをしなければ」と話す監督もいた。

 代替大会開催を断念したのは福岡が初めて。「なぜ福岡だけ大会ができないのか」という疑問も挙がったが「決まったことに異論を唱えるのではなく、今は3年生のために何ができるかを考えたい」と話す指導者もいた。

 なお同県高野連は記念冊子を作成し、3年生部員には記念品を贈ることなどを検討している。

西日本スポーツ
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