2020年5月21日 19時21分
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0521/sph_200521_3397730914.html

全日本空手道連盟の香川政夫選手強化委員長が21日、東京五輪代表の一部の再選考の方針を明らかにした。
8選手の枠の中、組手の男子67キロ級と女子61キロ級について「やり直しを指示する」と明言。
男子67キロ級では佐合尚人(27)=高栄警備保障=が、女子61キロ級では染谷真有美(26)
=テアトルアカデミー=がそれぞれ代表に決まっていた。
いったん確定した日本代表の選考が見直されるのは、全競技を通じて初めてとなる。
世界空手連盟(WKF)が五輪の予選方式を修正して発表し、中止となった出場枠を争う五輪ランキングの
対象でありながら中止となった大会を、原則として2021年に実施することを決めたのを受けた措置。
WKFは新型コロナの感染拡大に伴い、3月中旬以降のポイント対象大会を取りやめ、その時点での
ランキングを基に一部の出場選手を確定させていた。
既に全日本連盟の選考基準を満たしていた形男子の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)や同女子の清水希容
(ミキハウス)ら他の6選手の代表権に影響はない。