ABEMAが、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

番組では、日本赤十字社が制作した新型コロナウイルスへの恐怖心によって偏見や差別が社会に蔓延することへ警鐘を鳴らす動画を取り上げ、インターネット上の言われなき誹謗中傷や、実際に差別を受けた方々の話を基に、「教育で差別は無くせるのか?」をテーマに議論した。

竹山は「人間という動物はどうしても自分が1番大事だから、生きている限り“差別”を生み出すと思うんですよね」と切り出すと続けて「僕は福岡の小学校に行っていて。後で気付いたんだけど、そこは小学校3・4年生ぐらいから様々な同和教育があって色んなことを学んだんです。でも、上京して色んな友達と話してみると、被差別部落の問題さえ知らない人がいっぱい居たのでびっくりしたんです。

僕は、差別意識を無くすのに、同和教育は良かったんじゃないかと思っているけど、それに対して『余計な教育してんじゃねえ』っていう反対する意見も今はあるので。ただ僕は子供時代の同和教育によって、大人になっても差別する人に『それは違う』とちゃんと言えるようになったと感じている。だから、もしこの差別問題を大人になった後で、知っていたらねじ曲がった形で捉えたような気がするから、個人的にはこの教育は必要だと思う」と自身の経験をもとに、話した。

また、コロナ差別の事例として、感染者が出た大学の学生に対し入店禁止やアルバイトを解雇する“人間的差別”や、医療従事者の家族に対し登園拒否や出勤停止などを行う“職業差別”などが挙げられると、テレビや新聞などメディアによる差別表現を40年以上検証する部落運動家でにんげん出版代表の小林健治氏は「びっくりするような事態が起こっている」と発言。小林氏は、「日本ではハンセン病やHIVの患者に対する差別が根深く残ってしまっていることについて、国として深い反省が最近なされたばかり。それにも関わらず、コロナ感染者、あるいは、医療従事者やその家族に対する差別がネットを見るまでもなく蔓延してますよね。これは一体どういう事なんだと。日本という国の社会意識が、ひとつの感染症を通して浮かび上がってきた」と苦言を呈した。
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