5/10(日) 17:16配信 デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200510-00000096-dal-spo

 アイスホッケーのH.C.栃木日光アイスバックスが10日、所属選手の相馬秀斗に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことが確認されたと発表した。

 チームの発表によると、相馬は4月8日に茨城空港から北海道札幌市に帰省。5月2日に発熱し、体調に改善が見られないことから同月8日に札幌市内の病院でPCR検査を受け、9日夜に陽性が確定したという。

 札幌市内の実家で所管の公的機関の指導を受け、隔離状態で療養しており、容態は安定しているとしている。今後、入院などの措置がとられた際は、改めて発表するとしている。

 現在、チームはシーズンオフ期間のため活動を休止中。チームは所属選手・スタッフに新型コロナウイルス感染症や風邪の症状を呈している人はいないと報告した。濃厚接触者の有無は調査中で、「チーム及びスタッフには、在宅勤務及び外出自粛を方針としており、体調等に異変が出ればその都度迅速に対応していく体制を取っております」としている。

 同チームの代表取締役でシニアディレクター、サッカー解説者として知られるセルジオ越後氏は、「新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます」とした上で、「このようなご報告になりましたことを重く受け止めると共に、このウイルスの対応の難しさを感じております。ファンをはじめとした関係者のみなさま方に、ご迷惑、ご心配をおかけしまして誠に申し訳ございません。今後も、選手・スタッフ全ての関係者の安全確保を最優先に、感染拡大防止に全力を尽くして参ります。関係者の皆様におかれましては、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」などのコメントを発表した。