作家の百田尚樹氏(64)が8日、ツイッターを更新。自身が執筆し、小説投稿サイト「小説家になろう」で6日から無料公開されていた「カエルの楽園2020」を「使命を終えたと判断しましたので、削除いたしました」と公開からわずか2日で削除したことを発表した。

 百田氏は「私は『カエルの楽園2020』は今すぐに読んでもらいたかった。だからこそ睡眠時間を削って必死で書きました」と心境を吐露した上で、「出版した本は売り物ですから、書店に置かれた時から、私のものではなくなります。読者がいつ買おうと、いつ読もうと自由です。でも、無料の小説はそうではありません」と説明した。

 この投稿に対するのフォロワーからの「思いのほか読む方が想像より下回っていたからってすぐスネる癖辞めた方が良いですよ」との指摘に百田氏は「いや、この作品を本当に待っていた人はもう読んだはずです。実際、『小説家になろう』アクセス解析を見ると、2日目は初日の半分、3日目はさらに半分のペースでした。『残念!』と思った人は、削除されたからそう思ったのです」と反論した。

5/8(金) 15:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00010028-chuspo-ent