https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200426-01662218-sspa-soci
 新型コロナウイルスの影響で外出ができず、部屋を整理したり、何年も放置していた物置を片付けたり……といった人も多いと聞きます。
 もし、ファミコンのカセットを見つけたら、そのカセット、プレミアが付いているかもしれません。今回のコラムはファミコンのプレミアソフトを紹介します。

・公式大会の賞品として贈られた『キン肉マン マッスルタッグマッチ ゴールドカートリッジ』(市場価格80万円程度)
・抽選で限定600本の『タッグチームプロレスリング スペシャル版』(市場価格10万円程度)
・カップ焼きそばとコラボした『グラディウス アルキメンデス編』(市場価格8万円程度)

 とはいえ、このあたりの超レアものは持っている人も少ないと思うので、
今回のコラムでは普通に発売されていたファミコンカセットのなかでプレミアがついているものを5本ピックアップ。

●『サマーカーニバル’92 烈火』(ナグザット)市場価格3万〜5万円以上
『サマーカーニバル’92 烈火』は1992年に発売された縦シューティング。発売元が開催した1992年のゲーム大会の正式タイトルとして開発されました。
ハード能力の限界に挑んだ先駆作と言われています。

●『ギミック!』(サンソフト)市場価格3万〜5万円以上
『いっき』のサンソフトがファミコン末期の1992年に放った隠れた名作横スクロールアクション。
ファンシーな見かけに似合わず歯応えある仕掛けが満載。レトロゲーム専門誌などで紹介され、人気化したようです。

●『メタルスレイダーグローリー』(HAL研究所)市場価格1万5000〜3万円程度
 任天堂の社長となった岩田聡さんが在籍していたHAL研究所が、長年かけて開発したコマンド式のSFアドベンチャー。
カセットに大容量ロムと特殊チップを採用し、ファミコンとは思えない美麗なグラフィックでヒロインたちとメカを描画しています。

●『悪魔城ドラキュラ(ファミコン版)』(コナミ)市場価格3万〜5万円以上
『悪魔城ドラキュラ』は言わずと知れたゴシックホラーアクションの名作で、1986年にディスクシステムで発売されました。プレミア化しているのは1993年にリリースされたファミコン版。

●『ドラゴンズレア』(エピックソニーレコード)市場価格1万〜2万円程度
『ドラゴンズレア』はアメリカ発のアーケード向けアクション。日本では1991年にファミコン移植版が発売されました。難度が高く、スタート地点の城門すら越えられないバカゲーぶりが、ある意味カルト的な人気を呼び、プチプレミア化しています。
 しかも、この3月に唐突にNetflixの公式ツイッターが実写映画版を制作中とツイート。
主人公は『名探偵ピカチュウ』の声のライアン・レイノルズと交渉中という。

 ほかにも意外なカセットが高くなっているケースもあるので、ぜひ探してチェックしてみてはいかがでしょうか。マジックで名前が書いていないといいですね(笑)。
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