4/6 5:00 映画ナタリー
豊川悦司が「逃亡者」リメイクドラマで孤高の刑事役、渡辺謙を追い詰める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200406-00000005-nataliee-movi
ドラマスペシャル「逃亡者」ビジュアル
https://amd.c.yimg.jp/amd/20200406-00000005-nataliee-000-1-view.jpg


渡辺謙が主演を務めるテレビ朝日開局60周年記念ドラマスペシャル「逃亡者」に、豊川悦司が出演していることが明らかに。あわせてビジュアルも解禁された。

テレビ朝日とワーナー・ブラザース・インターナショナル・テレビ・プロダクションが組み、1960年代にアメリカで放送されたテレビドラマ「逃亡者」をリメイクする本作。舞台を現代の日本に移して物語を再構築し、2夜連続で放送する。妻殺しの濡れ衣を着せられ、逃亡しながら真犯人を追うエリート外科医・加倉井一樹を渡辺が演じる。吉本昌弘が脚本を手がけ、ドラマ「相棒」や「ハゲタカ」の和泉聖治が監督を務めた。

豊川は、加倉井を追い詰める刑事・保坂正巳役で出演。ノンキャリアでたたき上げてきた刑事で、データよりも経験を重視する男だ。執拗に犯人を追い込んでいき、彼から逃げ切れた犯罪者はいないと言われている。私生活は謎に包まれており、いつ眠っているのかもわからない。

渡辺との共演は3回目だという豊川。「2人ともデカすぎるからか(笑)、なかなか同じフレームに収まることがなくて、今回がいちばんがっつり芝居させてもらったんじゃないかと思います」と冗談交じりに明かし、「“渡辺謙スタイル”に触れられてすごく刺激になりましたし、次の仕事からもっと踏み込んだ見方をしてみようと思うようになりました」と本作で渡辺に触発されたことを伝えた。

一方、渡辺は「彼は、僕にはないクールさを持っているんですよね」と豊川について語る。「階段のシーンを撮影していたとき、追われる側の僕はガニ股で必死にガーッと降りていたのですが、後ろを振り返ると、彼が拳銃を手にシュッとした感じでカッコよく降りてくるんですよ。いやぁ、クールだなあって感心しました(笑)」と魅力に言及した。

ドラマスペシャル「逃亡者」は2020年にテレビ朝日系で2夜連続で放送。AbemaTVやテレビ朝日の新動画配信プラットフォーム・TELASA(テラサ)では、保坂をはじめとした“追う刑事”たちにスポットを当てたスペシャルコンテンツが独占配信される。

◆豊川悦司 コメントオファーを受けた感想

なんといっても(渡辺)謙さんが相手ですし、一度組んでみたかった和泉聖治監督が演出されるし、しかも前後編というスケールの大きさ…。そんなチャレンジ精神あふれる企画に呼ばれたことが、とてもうれしかったですね。謙さんが現場をまとめてくださったので楽しく参加することができました。

◆渡辺謙と共演した感想

謙さんとご一緒するのはこれで3回目ですが、確かに2人ともデカすぎるからか(笑)、なかなか同じフレームに収まることがなくて、今回がいちばんがっつり芝居させてもらったんじゃないかと思います。

改めて思ったのは、謙さんはとても真面目な方で、自分の役だけでなく全体を考えていらっしゃる、ということ。「このシーンはこう解釈できるけど君はどう思う?」と、監督や共演者とディスカッションを多く重ねるんです。謙さんのおかげで僕自身も「こういう見方があるんだ…!」と新たな発見があったのですが、それはほかの現場では、ありそうでないこと。そういう“渡辺謙スタイル”に触れられてすごく刺激になりましたし、次の仕事からもっと踏み込んだ見方をしてみようと思うようになりました。

また、僕は昨年、ハリウッド映画に出演させていただいたのですが、自分が経験して改めて、謙さんは20年以上も世界で仕事を続けてこられたんだな…と、そのスゴさを考えるチャンスをもらいました。だからこそ今回一緒にお仕事するのを楽しみにしていたのですが、やっぱりスゴイ方だなと感じました。本当にこの作品に参加してよかったなと思っています。

◆オリジナル版のドラマや映画と異なるところ

現代は昔に比べて情報量が格段に増えています。追う側も追われる側もその情報をストーリーの中で処理していかなければならず、そこはある意味、現代的なサスペンスにもなっています。オリジナル版に比べ、アクションと頭脳戦の両方が重なっていくスピード感が今回の作品にはあると思います。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)