1986年にトム・クルーズ主演で公開された映画『トップガン』。その最新作、『トップガン マーヴェリック』がついに2020年7月10日に日本公開決定。ところで、『トップガン』は海軍の施設なのに、なぜ飛行機の訓練をしているか知っている?

◯実在のパイロット養成機関『トップガン』

アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、瑞々しい青春&ラブ・ストーリーを重ね合わせて描き出す映画『トップガン』。

1986年に公開され、日本でも空前の大ヒットを記録した本作は、主演のトム・クルーズを一気にハリウッドのスターダムの頂点へと押し上げた伝説の名作。そんな『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』が、2020年7月10日に日本で公開となる。

◯ “トップガン”とは?

トップガンの正式名称は、「アメリカ海軍戦闘機兵器学校」。戦闘機パイロットのトップを養成する機関で、授業は1年のうち5回行なわれ、1クラスにつき6週間、計12名で行われる。

学校の名前が示すとおり、「トップガン」は海軍の中にある。けれども「海軍は船で戦う」というイメージがある人にとっては、「なぜ海軍なのに、空軍のような訓練をしているのか」と、素朴な疑問を感じる人もいるのではないだろうか。

◯昔、「空軍」はなかった

実は、アメリカに空軍が設立されたのは第二次世界大戦後の1947年。それまでアメリカには、陸軍と海軍しかなかった。

※中略

◯「トップガン」が海軍である理由

そのうち空母は、海軍にとって重要な存在になり、現在でもアメリカは空母を所有している。

「トップガン」はそんな空母から出撃するパイロットのトップを養成するために、1969年に設立された機関。『トップガン』が撮影された空母は「レンジャー」という実際に海軍で使われていた空母だった。「なぜ海軍なのに、空軍のような訓練をしているのか」という疑問は、アメリカ軍隊の仕組みに答えがあった。

そんな成り立ちを持つトップガンで学ぶ若者たちの様子を、往年のキャストとともに描く映画『トップガン マーヴェリック』は、2020年7月10日に日本公開。

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一部抜粋。
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