国際保健機関(WHO)のイタリア代表を務めるウォルター・リッカルディ氏がイタリア『Rai News 24』のインタビューに応じ、
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の試合が新型コロナウイルスの感染拡大を促進していたことを認めたようだ。

2月19日、ミラノで決勝トーナメント1回戦のアタランタ対バレンシア戦が行われていた。

スペイン紙『マルカ』などによると、サン・シーロで行われた一戦には
アタランタのホームタウンであるベルガモから人口の3分の1にあたる約4万人が詰めかけていた。

その後、ベルガモやミラノが位置するロンバルディア州で大規模な感染が発生。
またスペインではバレンシア一大流行地となり、35%にあたる選手の感染が確認されていた。

ベルガモのジョルジオ・ゴーリ市長は25日、欧州CLを指して「このパーティーは生物爆弾だった」と主張。

「あの時点では何が起こっているのか知らなかった。イタリアで最初の感染が確認されたのは23日だった。
ただすでにウイルスが広がっていたのであれば、サン・シーロを訪れた4万人が感染したことになる」と推論を語っていた。

こうした見解に対し、WHOもお墨付きを与えた。

インタビューに応えたリッカルディ氏は「2月19日の試合が重大な役割を果たしたと考えている。ベルガモの人口の3分の1がスタジアムに集まり、試合を開催した。
最も影響を受けた地域となったのは偶然ではないし、イタリアからスペインに帰ったバレンシアの人々が感染源になったかもしれない」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-43479223-gekisaka-socc

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